社会人になった途端趣味がなくなる理由

学生の時も勉強やバイトで忙しくしていたけど、サークルに入ったり友だちと集まってドライブに出かけたり、ゲームしたり漫画読んだりと、趣味の時間を楽しんでいた人は多いのではないでしょうか。しかし、社会人になるとそれらの趣味がなくなってしまう人は少なくありません。社会人になると時間的な余裕がなくなるのは事実ですが、それ以上に責任が重くなります。忙しく時間が足りないのは学生でも同じなので、心の余裕が関係してくるのではないでしょうか。

また、子どもの時や学生の時のような新鮮な気持ちが湧かなくなっているのかもしれません。「“すごい!”と思ったり“かっこいい!”と思う気持ちは、若い頃の方が強く感じたな」という経験はありませんか?今では「どうせこうなる」と自分の中で予想してしまって、始めるのが億劫になってしまうこともあるのでは。

仕事で疲れてぐったり帰ってきてから、昔入っていたサークルのように体を動かすことに抵抗を感じる人も多いのではないでしょうか。恥ずかしいという思いや、心身ともに疲弊している中で体を動かす気力が起きないという思いもあるはずです。さらに、体を動かして疲れるなんて…と思ってしまうかもしれません。

そもそも、趣味がないことに気づく人も意外と多いです。ゲームやスポーツも流行っていて、みんながやっていたから一緒に参加していただけで、1人でやろうと思うほどはのめりこめない、などという経験はありませんか。音楽も読書も映画鑑賞も流行っているものは一応観たり聴いたりするけれども、自分から作品を見つけ出してというほどではない、などがそれにあたります。