趣味を仕事にすることについてのメリットとデメリット

趣味を仕事にすることによって、働く辛さから逃れられるのではないかと考える人は少なくありません。趣味を仕事にした仕事といえば、「絵を描くことが好きで漫画家に」「楽器を演奏するのが好きでミュージシャンに」などが挙げられます。このように、好きなことを仕事にしている人は、楽しく働いているように見えるかもしれません。しかし、どのような仕事にもメリットだけではなく、デメリットもあるのです。

まず、メリットとして「長時間働いても苦になりにくい」「やる気を維持しやすい」「積極的にスキルアップしやすい」「達成感を得られる」などが挙げられます。好きなことや元々趣味だったものを仕事にすることで、多少トラブルが起きても前向きに取り組むことができ、それが自身のスキルアップ、そして案件の発注増加に繋がって達成感が感じられるというメリットだけ見れば良いこと尽くし。

しかし、「思い通りにいかないことが続くと趣味として楽しめず苦手になってしまう」「仕事とプライベートの切り替えが上手くできない」「分野によってはなかなか稼げない」というデメリットがあることに注意しましょう。仕事として受けた以上は責任が伴い、稼がなければなりません。その上、趣味を仕事にしてしまったためにリフレッシュが上手くできなくなるなど、純粋に楽しめなくなってしまう可能性があるのです。

このようなデメリットを防ぐためには、まずその趣味の分野をよく知ることが大切。ただ、好きだからという気持ちだけで仕事にするのは危険であり、仕事として成功させるためには、趣味として楽しむ以上の幅広く深い知識や意欲が必要です。